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はじめてのBIM/CIMで考えたいこと3選

これからBIM/CIMを本格的にはじめたい。

そんなとき、
マニュアルを集めて、ソフトを起動し、とりあえず動かしてみる
さて、どうしたものか。

こんな感じでBIM/CIMをスタートする人は、意外と多いと思います。
知らない単語や、ソフトの機能を確認してみたけど、
そもそもこれは何のために使うんだ?と疑問ばかり。

そんなわけで、今回は、『BIM/CIM導入期に知っておきたいこと3選』
と題して、まとめてみました。

これから永く付き合うBIM/CIMです。
ワクワクや期待感を抱いて、長く付き合っていきたいですよね

  1. 3Dモデルに触れてみよう
  2. 身近にある心地いい施設をみてみよう
  3. 「CIMを学ぶ」を開いてみよう
目次

はじめに BIM/CIM=つなぐこと、つながること

BIM/CIMって、一言でいってどういうことなんだろう。
多分、人それぞれ答えはちがってくると思います。

自分の置かれている環境、立場、求めたいもの、
それぞれで求めているものがちがうので、それぞれの答えがあるのは当然です。

では、あなたにとってのBIM/CIMって何だろう??

少し時間をとって、考えみて、思いつくものを書き出してみてください。

個人的には、短い言葉でまとめると
包括的には、「つなぐこと、つながること」ではないかと思っています。

何とつながるのか?
例えば、国土交通省が示すように調査・測量~設計~施工がつながるということもあると思います。
ほかにも、あなたが設計者の立場であるなら、
・技術者同士のアイデアをつなぐもの
・住民説明会にBIM/CIMを使い、事業者と住民との目線をつなぐもの

つなぐ要素は、様々かと思います。
つなぐことで、意図せず、新しい出会いやキッカケにつながるというケースもあるでしょう。

今の自分目線で見たときに、何と何がつながりそうですか?

自分なりの答えが見えてくると
これからのBIM/CIMとの付き合い方が少し具体的に見えてこないでしょうか?

① 3次元モデルに触れてみよう!

さて、いきなり理屈っぽくなってしまいましたが、
まだぼんやりしていても大丈夫です。

BIM/CIMというツールにたった一つの明確な答えはないはずですから。

さて、はじめてBIM/CIMに触れるとき、理論武装からはじめてしまうことも多いです。
フロントローディング、サーフェス、ポリゴン、LandXML、IFC などなど
でも、そんな人に限って、
「まだ、3次元モデルは自分で実際に動かしたことないんだよねー」
という方がいます。

例えばですが、みなさんが新しいカメラを買ったとします。
漠然と取扱説明書を読んで、眺めていても、カメラの良さには気づけません。
写真をとってみて、はじめてわかること
シャッターの感覚、音、実物と、写真とのちがいや雰囲気など、
五感を使って感じること、発見したことがあると思います。

それと同じ感覚です。
BIM/CIMを使うなら、まずは、3次元モデルがどんなものか、実際に動かしてみましょう。

3Dモデルを動かすことは出来ましたか?
実際にモデルを動かしてみて、いろんな角度から眺めてみると、
今までとちがう視点があることに気づきます。

私たちは、必ず、自分目線で見たものを真実と思いがちですが、
表から、裏から、正面から、真下から、斜め45°から。
そして、地面に立っているときは、自分の身長の目線から。
飛行機にのっているときは、ずっと高い所から。

見る視点が変わることで映る風景が変わってきて、
同じもののはずなのに、物事の捉え方も変わってきます。

まずは、3次元モデルを眺めることが、BIM/CIMの真のスタートラインなのかもしれません。

② 身近にある心地よい風景や施設をもっと深く眺めてみよう

3Dモデルを動かすことができました。
これから、あなたは様々な3次元モデルに触れることになるでしょう。

では、物理的なものは実際どうなっているだろう?
それを知るには、実際のものを深く観察し、眺めてみることが大事です。

あなたの身近にある風景や施設をじっくり眺めてみてください。
普段、通る道路や橋から見えていたもの、河川敷の堤防沿いからの眺めなど。

毎日歩く、歩道のブロックの模様や手すり、毎日通る橋の欄干のカタチ、
そして、道路を走りながらみえる風景、橋の上から見たときの周りの風景
川の堤防から眺める風景、公園にたったときの風景など

どれも毎日、見ているはずなのに、
それがどのようなシルエットであり、どのような風景をしていたかと言われると
私たちの記憶は、だいぶ曖昧なものです。

BIM/CIMというツールは、今ないものをモデル空間内に配置したり、動かしたり、
時間的な変化を加えたりしながら、現場を描くことです。

想像のしやすいものもあれば、まったくイメージがつきにくいものもありますが、
現場の風景を共有し、施設を配置するには、施設そのものを知っておかなくてはなりません。

知るには、現場を深く観察しておくことが大事です。

③「CIMを学ぶ」を開いてみよう!

さいごに、もう一つだけ加えさせください。

みなさんは、「CIMを学ぶ」という冊子をご存じでしょうか?

「CIMを学ぶ」は、人材の育成・教育の第一歩として
小林一郎熊本大学院教授とJACIC (一財)日本建設情報総合センターが、
個別事例を通じてCIM活用のメリットなどを紹介した冊子です。

現在までにCIMを学ぶⅠ~Ⅲが公開されています。
それぞれの冊子には、テーマがあり、活用事例をもとにとてもわかりやすくまとめられています。

そして、本冊子で一番読んでいただきたい部分は、「はじめに」の部分です。

技術者やBIM/CIMエンジニアとして、これから生きていく中で
とても大事なことがここには書かれていると思います。

詳しくは、ここでは書きませんが
自らで冊子を手にして、じっくりと時間を使いながら読んでみるといいと思います。

その上で、BIM/CIMをはじめると
きっと、これからのBIM/CIMの関わり方がとても有意義で密度濃くなると思います。

まとめ

最初からデジタル一辺倒のイメージばかりが先行すると、
デジタルを使うことが目的となってしまい、後々、しんどい思いをします。

私たちは、デジタル技術と土木技術の追っかけっこをしているわけではないので、
上手に付き合っていくこと、使う目的を具体的にイメージしておくことが大事です。

今回は、はじめてのBIM/CIMで考えたい3つのことと題して、お話させていただきました。

BIM/CIMには、無限の可能性があります。
これからのBIM/CIMをより良く、楽しく使っていきましょう。

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